答えが1つだけのはずがない。/ ここだけの保護者会vol2~子どもに興味を持たせることはできるのか?〜開催レポート | まちにわ ひばりが丘

答えが1つだけのはずがない。/ ここだけの保護者会vol2~子どもに興味を持たせることはできるのか?〜開催レポート

2017.8.12(sat)、ここだけの保護者会vol2を開催しました。

今回のテーマは【子どもに興味を持たせることはできるのか】。
小学校と高校の先生3名をお招きしました。

■子どもに興味を持たせることはできるのか?

ここだけの保護者会は「学校に関わる人とそうでない人がフラットな立場で対話できる場」。

 

対話を通してみんなの想いを共有し、様々な課題を解決するヒントを見つけていきます。

 

今回のテーマは「子どもに興味を持たせることができるのか?」です。

約1か月の夏休み。

 

普段ゲームばかりしているこの子に、長い休みを利用して何か興味あることをやってほしい!

そんな風に思っている保護者の方、多いと思います。

 

あれ・・・?

 

そもそも、私たち大人が子どもに興味を持たせることって可能なのでしょうか?

自分が子どもの頃、誰かに興味持たされたりしたっけ?

 

ムムム!!!

ということで、今回のテーマを設定してみました。

 

■興味を持つ=テンション上がる?

 

「興味を持つ瞬間」を体感するため、最初に算数の授業を受けてもらいました。
扱った単元は掛け算九九です。

 

まず最初にプリントを配布し、掛け算九九を絶対間違えずに書いてもらいました。

1番早く終わったのは、現役バリバリの小2の女の子。
大人は本気で負けていました笑

 

続いて、掛け算九九のジオボートというワークに取り組みました。


ジオボートは、0~9の数を時計回りに均等に配置します。
数字の場所にピンを刺し、各段の一の位の数を順に辿って糸を通していきます。

すると、色々な模様が出来上がります。

何気なく計算していた九九が様々な図形を作り出します。
「おぉ!」「面白い!」という言葉が色々なところから出てきます!

 

一体何が起きているのか確認し、単純な九九から色々なことが考えられることを体感してもらいました。

 

最後に「テンショングラフ」というワークシートを用いて、九九のワークを振り返ります。


テンションの上がった瞬間、下がった瞬間を思い出し、それをグラフで表します。

 

「興味を持つ=テンション上がる」

 

このワークを通して、そんなことを感じました。

 

■対話すればするほどモヤつく

参加者の方から興味に関して話したいテーマを上げてもらいました。


出して頂いたテーマをもとに、対話をしていきます。

 

・うちの子は何にも興味がなくて、この先心配

・うちの子は自分から急にダンスやりたいって言ってきた

・お姉ちゃんがやってることに、妹が興味持つ

・子どもが何がきっかけで興味持つのかわからない

・大人が楽しんでいる姿を見せれば興味持ってくれるのではないか

・大人は色んなことを知っているから興味が湧きやすい

・自分の知識や経験が他のものと結びついた時、また新しいことに興味が持てる

・子どもの習い事が継続しない etc

 

興味というテーマから、本当に色々な話が出ました。

皆さん「子どもに興味をもたせること」について本当に悩まれている様子。

 

対話すればするほど「子どもに興味を持たせること」の難しさを痛感していきます。
みんなでモヤつきまくりです!笑

 

■答えが1つだけのはずがない

 

モヤモヤが拭えぬまま、対話終了。
興味を持たせる術が見つからぬまま、皆さんと本日の感想をシェアしていきます。

 

その中で、1人の方がこんなことをおっしゃっていました。

 

「1つの答えが出ないのが、この場のいいところ。」

 

その言葉を聞いて、改めて気付かされました。

 

色々な子どもや大人がいる中で、興味の持ち方も人それぞれ。
何かベストな方法があるわけがないのかもしれません。

 

このモヤつきが、きっといつか自分の納得解を見つけるきっかけになるなと感じました。

 

答えが1つだけのはずがない。

 

このことを忘れず、次回の開催準備をしていきたいと思います。

 

ご参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました!
素敵な時間でした!

 


Written by 島村 学 / Manabu Shimamura

まちにわ師1期生、「ここだけの保護者会」オーガナイザー。教員10年目。
新しいこと、知らなかったことに出会うことに楽しみを感じます!