「まちにわひなまつり」を行いました。 | まちにわ ひばりが丘

「まちにわひなまつり」を行いました。

 

 

3月4日(土)、ひばりテラス118のコミュニティスペースにて雛祭りのイベント「まちにわひなまつり」が開催されました。
小寒い空気が春の陽射しに暖められた午後、先ずはお茶会からスタートです。

KOKAGEの部屋は普段はコワーキングスペースですが、お茶席の水屋となりました。

お点前をする台は???なんと卓球台です。立礼(椅子席)でのお茶会となります。

お菓子は東久留米の西口のお店「象東」のお干菓子を2種。上品な和三盆の甘みです。

最初のお客様はお母さんとお子さん。お子さんさんにとっては初めての茶会でしょう。ちょっと緊張ですね。


 

 

お点前をしているのは南中学の茶道部の方。美しい動きにまちにわ師からこんなエッセイがとどきました。
まちにわひな祭りで中学2年生のお点前で抹茶をいただきました。
フランスの哲学者アランは、礼儀正しさを学ぶとして、「ティーカップの持ち方ひとつとっても、その人の洗練度がわかるものである。フェンシングの達人は、コーヒーカップをかき混ぜるむだな動きのないスプーンの使い方を見て、剣士の腕前を判断するという。」と言っています。
そして、「幸せな気持ちで行われたものは、わたしたちの目を楽しませる。芸術作品がその明らかな証拠である。みごとな筆づかい、というときの『みごと』には、『幸せな』という意味がある。よい行いはすべてそれ自体が美しく、人の顔を輝かせるのだ。美しい顔が人になんの心配を与えないことは、普遍的な真実なのである。」と。「幸せは人を輝かせる」とも言っています。
「幸福論」の中でアランの軽妙な語り口は、まったく古びていません。
「一期一会」の世界に、カメラのファインダーのピントはお雛様の瞳に。そして、
お点前の姿を茶筅を持つ手でなく、その瞳を捉えていました。

 

お道具も沢山揃った7段飾りはめったに家庭では飾られなくなりましたが「幸せを願う気持ち」はいつも人の心で息づいているもの。穏やかな雰囲気の中で思い出します。

扉の向こうでは着付け体験教室が進行中。

上出来、ということでお雛様と記念撮影です。

 

お箏の演奏には、大勢のお客様がきてくださいました。演奏してくださったのは練馬区にお住まいのアマチュアの方。「世の中に何かお返しを、という気持ちでボランティアをしています。」とおっしゃっていました。

懐かしい曲を聴かれて一緒に口ずさまれる場面もありました。

「あら!お内裏様とお雛様の並び方が逆よ」「関東と関西ではちがうのよ」「お雛様のお顔が今風だね」

お雛様の前で、思わず会話がはずみます。

3月とは言えまだ小寒い時期でしたが、ひばりテラスに穏やかな時間が流れ、幸せを願う気持ちに心温まるひとときでした。

お力を貸してくださったみな様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

写真:平田 武

ライター:平田 武/渡邉篤子