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梅雨にひとときの青空「にわマルシェ」

2023.07.08

6月10日、にわマルシェ1日めは開催することができました。

「関東甲信越地方が梅雨入りした」と気象庁の発表があったのが6月8日。2日間とも行いたいのはやまやまでしたが、天気予報を鑑みて11日は中止の決断をしました。
「10日は大丈夫!」と思いながらも、祈るような気持ちで10日の朝を迎えました。

薄雲のかかる空。「でも大丈夫!今日は降らない!」とスタッフと出店者は意気揚々と公園に集合しました。
新緑を過ぎて公園のけやきはこんもりと茂っています。
公園の掃除を済ませ、慌しく設営が始まります。

普段は力仕事は縁のないクラフト作家さんたちも机運び、テント設置、などスタッフと一緒に何でもやりました。

おかあさんの出店を家族で応援。子どもたちはお手伝いや留守番もしました。

テントの中のお店ができる頃、「クリーン活動」のメンバーが帰ってきました。一仕事終えた爽やな笑顔ですね。

「クリーン活動」は昨年からにわマルシェ1日めに同時開催している活動です。住民の方々の「自分たちの街を自分たちできれいにしたい」という声から始まりました。ひばりが丘団地のあたりを歩いてゴミを拾う活動です。誰でも参加できます!

 

今回初めての出店となった「三沢かご店」。
「これは梅干しを干す時に使うのよね。懐かしいわ」
「この箒は便利なのよ」などとお客様との会話が弾んでいました。
実用的なものばかりではなく、昔懐かしいおもちゃもありました。水鉄砲で遊んでいたのは大人たちでした。

今回もキッチンカーは5台きました。

美味しいものを食べると幸せな気持ちになりますが、お店の人との気持ちよい交流は更にごはんを美味しくしますね。
食べる人を笑顔にする作る人の笑顔!

お昼ごろになると公園を訪れる人が増えてきました。

まるで絵本の中の「森のぱん屋さん」のよう。

ベトナムの軽食「バインミー」を売るのはベトナムからやってきている留学生。3月のにわマルシェに続いて2回めのお目見えでした。日本語も更にうまくなり、心をこめて接客する姿に感心しました。

公園の中央の通りに沿って、ハンドメイドのお店が10店舗並びました。

初めての出店でしたが、子どもたちに大人気だったお店。

ハンドメイドの作家さんは、レンタルボックスを利用したり、お店や郵便局などで委託したり、インターネットで販売することが多いようです。
マルシェの最大の魅力はお客様との触れ合いでしょうか?
大量生産ではできないハンドメイドの魅力が断然伝わります。

 

ガラスの食器に絵を貼っていくワークショップ。
自由に考えて作ることがホントに楽しそうです!

 

公園に設けられたくつろぎのスペースでは、いろいろな世代の方が、このひとときを楽しんで過ごしている様子が見られました。

 

普段は通り過ぎる公園で、美味しいものに出会い、可愛いものに出会い、楽しいことに出会う。一人で来ても知り合いに出会い、「久しぶりね、元気だった?」と話がはずむ。
いつもと変わらない日常のようで、ちょっとワクワクする!そんな笑顔をたくさん発見しました!

写真を撮影したのは奥津小太郎さん。すてきな写真を撮っていただきまして、ありがとうございました!