まちにわ ひばりが丘 施設予約

夏休み まちにわ こども講座~おかね編~ レポート

2023.08.24

8月19日(土)午前10時から「夏休み まちにわ講座~おかね編~」を実施しました。ひばりが丘パークヒルズ南集会所に集まったのは小学校4〜6年生7人。約1時間、ワークショップ形式で「かせぐこと」について楽しく学びました。講師は畑瀬文哉さん(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)。おかねの専門家の話しから、子どもたちはどんなことに気づいたでしょうか?
今回のレポートはひばりが丘エリアにお住まいの青木由美子さんにお願いしました。

「富士山の山頂では、500mlの水のペットボトルが500円ほどで売られていますが、それほど高くても売り切れるそうです」という講師の先生からのお話をヒントにして、お金の価値(金融の社会的価値)について考えました。

この企画は、まちにわ ひばりが丘(以下、まちにわ)が、地元の企業とコラボして開催したもので、初めての子ども向けの講座となりました。
今回は、ひばりが丘に出店している企業(今回は三井住友銀行ひばりヶ丘支店さん)の「地域に貢献したいというご意向」と、まちにわの「子どもの育成や住民の生活の充実を願っている思い」がマッチングした結果、まちにわで企画し開催したものです。

約1時間の講座では、「100円のコーラを1000円で販売するには?」「500円のお菓子を2000円で販売するには?」「0円の氷を400円で販売するには?」、どのような場所でどのような人が買ってくれるか、そのアイディアを考えてみました。

ワークショップでは「南極や北極なら500円のコーラが売れるかもしれない」「砂漠でも…」「かき氷にすれば400円で販売できる」など、一人一人が考えたアイディアをグループでシェアし、「なるほどね」などと意見交換できました。参加した子どもたちは、とても一生懸命に考えてアイディアを出し合っていました。

このように、今回の企画では、小学校高学年にもわかりやすいワークショップという形で、楽しみながら、金融の社会的価値の創造について考えることができたようです。

また、講座の後半では、お金をどう稼ぐかを考えるだけではなく、「違いを価値に」を発展的に捉えて、自分の長所を見つけることの大切さや、多様性への視点をもつことの大切さなども講師の先生から伝えていただきました。

子どもたちはみな楽しかったと保護者に話していたようです。また、保護者にお子さんの講座での様子や内容を伝えたところ、とても喜んでいただきました。さらに、昨日の様子をSNSにアップロードしたところ、「大人編も開催してほしい」という声をいただきました。
今後も、地域の力を生かして、「まちにわ」の活動の活性化・充実を図っていきたいと思います。