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まちにわ講座音楽編 レポート

2024.06.14

「自分の暮らすまちの人と音楽でつながることができたらいいな」そんな気持ちから「まちにわ講座音楽編」は生まれました。
「つながる」ためには一緒に演奏するのが一番です。
しかも一つの楽器をみんなで演奏する。ひとりではできないことをする。トーンチャイムの出番となりました。

 

 

 

秋から練習してクリスマスまでをひと区切りにしました。
あまり回数が多くて負担に感じられる方がいらっしゃらないか?
あまり回数が少なくて物足りない方がいらっしゃるかもしれない。
頭の片隅に「成果発表」をまちにわ ひばりが丘のマルシェの会場でできないかな?
みなさんが賛成してくれたら、やろうかな?というアイデアもありつついろいろ思い悩みながら、大体のスケジュールを決めました。

 

まちにわ ひばりが丘がエリアマネジメントをするマンションと戸建ての皆様に、チラシを投函しました。メールマガジン、まちにわ通信(月1回発行のまちにわ ひばりが丘の広報)でも案内をしました。
エリア内でも離れたマンションの方とは接点があまりありません。前を通ることはあってもなかなか交流することができないでいます。どんな人から応募があるのか、ドキドキしながら申し込みを待ちました。

1回めの練習は3人でした。
3人と言ってもリーダーをいれれば4人。なんとかなります!とスターとしました。
まずはトーンチャイムの音色にうっとり。「間違えても不快にならない響きなんです」と不協和音も経験。
音階練習をしてから「オーラ・リー」と「主よ、人の望みの喜びよ」を練習しました。

同じマンションのお二人は、ともに防災委員。きっとその活動を続ける中で仲良くなられたのだと思います。
後から申し込まれた方は「私はなかなか行動できないのですが、誘ってくれたので勇気が出ました」と話されました。

もうお一人は別のマンションにお住まいでした。休憩時間にお仕事を伺うと元は保育士をされていた、と話されました。「あ、私も同じです。」
「私も防災の活動がしたいのですが」
共通点も見つかり、話がつながっていきます。「知り合えてよかったね」という思いをお互いに感じて1回目の講座は終わりました。

 

2回目の講座までの間に申し込みが相次ぎました。

「マンションの隣の方を誘ってみました」
「1回目が都合が悪かったのですが2回目からでも良いですか?」そんな嬉しい声が聞かれました。

7人での練習。そしてこの写真を撮ってくれたのは参加者の皆さんと同じマンションの方。勝手に応援団だと決めました。
人数が増えると鳴らせる音が増え、ハーモニーも充実します。
一人の負担は減って、忙しくなくなります。その分、音の切り方、つなげ方などに注意がいくようになりました。
「ここは、ぱっと音がなくなったほうがステキじゃないかしら」などと提案も生まれました。2回目なのに、、すばらしい音楽愛好家の皆さんです。

そしてこの日は「ひばりテラス118」の人気カフェ「コンマ・コーヒー」のテイクアウトを利用して「ちょっとお茶会」をしました。
情報交換、意見交換、マンションによってちがうことに驚いたり、「こうすれば」というアドバイスがあったり。
同じエリアに暮らす仲間だ、と強く感じることができた時間でした。
お店の情報や「ひばりテラス118」の情報も楽しい話題となりました。

冬の入口でもあり、体調を崩される方もあり、3回目、4回目はフルメンバーとは行きませんでしたが、そこに登場したのが頼もしい助っ人でした。
ミッション系の学校で「ハンドベルをやったことがあります」という方が入ってくれました。
「コラール」「主よ、人の望みの喜びよ」「赤鼻のトナカイ」「喜びの歌」の4曲を練習しました。
そして、12月10日、「にわマルシェ」の特設ステージで演奏することとなりました。練習には参加できてもこの日都合がつかなかった方には申し訳なく思いましたが、その方の分も皆でフォローして演奏することにしました。

青空の下、子どもたちの飛び入り(笑)もあり緊張がほぐれました。楽しかったです。

何ヵ所も間違えてしまいましたが、楽しく演奏しました。講座の仕上げとして発表出来て、良かったです。

とても楽しく行う事ができました!片付けに参加できず、申し訳ありません!あたたかい眼差しで皆さん聴いてくださっていたので、こちらまであたたかい気持ちになりました!

緊張しましたが、良い経験になりました。

私達演奏側は楽しかったのですが、聞いてくださった方々はいかがでしょうか?外で初めてでしたが、音がきれいでした。

参加者からはこんな声が届きました。

「今回は第1回目」と2回目を期待されていることがアンケートでもわかりました。

もっともっと、楽しいまちになるように、音楽をとおしてつながれるように、と夢が膨らみました。