まちにわ ひばりが丘 施設予約

コンマコーヒーがお蕎麦屋さんに!1日だけのサプライズ!

2023.01.30

2022年も残すところ4日となった12月28日、毎年恒例のイベント「年末おそば会」を開きました。

初めて「年末おそば会」を行ったのが2015年。コンマコーヒーの厨房でおそばを作りました。ひばりテラス118がオープンして1ヶ月と少しの頃でしたが、たくさんの人にご来場いただき、まだまだスタートしたばかりでしたが、地域のつながりの暖かさ、大切さを感じました。会場は「ふれあいの里」「ひばりが丘団地北集会所」と変わりましたが、続けてこられたのは、お客様と交わす「良いお年を」という挨拶や笑顔に、緩やかなつながりを感じることができるからでしょう。今回はコンマコーヒーで行うということで、そんな原点に帰るような気持ちになりました。
毎年集まる「チームおそば会」メンバー、まちにわ ひばりが丘事務局スタッフ、コンマコーヒーのスタッフ、という顔ぶれで、おいしいおそばを作れるように奮闘しました。すっかり有名になったコンマコーヒーの厨房で働くというワクワク感もありました。

普段はバターやクリーム、果物の香りで満ちているコンマコーヒーの厨房。この日はおそばのだしの香りと新鮮なネギの香りでいっぱいでした。

ネギを納めてくれたのは西東京市の農家さん。みずみずしい泥付きのネギを洗うところから、下ごしらえが始まりました。冷たい水を厭わず、作業に専念してくれたチームおそば会の皆さん、ありがとうございます!!

洗ったネギをカット。緑のところまで丁寧に、丁寧に切ってありました。普段からおうちの台所でもそうなさっていらっしゃるのでしょう。「最後まで野菜を大切に使う」が実践されていました。

鶏肉は、毎年東久留米市の西の外れにある卸売市場で仕入れます。「オーブンで焼いてから、そばのお出しに入れる」を教えてくれたのは、初代のコンマコーヒー店長でした。油揚げを切っていたのは、今回最年少のおそば会メンバー。油揚げを切ると言っても150食分。途中で飽きたんじゃないかな、と想像しますが、見事にやりっきってくれました。後日聞いたことろでは、「友だちがたくさんできて楽しっかった」ということです。ずいぶん年の差はありますが「友だち」と言ってくれて、大人はみんな嬉しくなってしまいました。

2代目「湯切り師」の仕事を見て覚えようとする新人。大きな寸胴鍋はテボ(そばを入れて湯切りするザル)が四つ入りますが、たくさん注文が入ると大忙しです。手際よく、しっかりと湯切りする姿はかっこいい!

そして盛り付け、提供です。普段はやりつけないことで戸惑うこともあったと思いますが、2人とも楽しかったそうです。いつもとちょっとちがう顔が見られました。

 

今年もご予約をたくさんいただきました。コロナ禍での開催ではありましたが、感染症対策をして、グループで集われる方もありました。ご家族で、お友達と、お一人で、と様々でしたが、たくさんの方と年末のご挨拶ができました。「初めてきました」「越してきたばかりです」「家にあるユズを差し上げましょうか」そんなお話ができたことを喜んでいます。

 

外では珍しい5連のけん玉や、色々なコマを使って遊びのデモンストレーション。寒くてもなんのその。子どもよりおかあさんが張り切っていた場面もありました。

色々なことがあったなぁ、と今年を振り返りながら、身近にいる人や、身近な場所に感謝する、そんなひと時となりました。