まちにわ ひばりが丘 施設予約

4年ぶりのさくらまつりは大盛況!

2023.05.15

 

 

4月1日、4年ぶりの「さくらまつり」が開催されました。
3月は気温が高かったので花が散ってしまうのではないかと心配しましたが、サクラも頑張ってきれいな姿を見せてくれました。

会場はたんぽぽ広場。広い会場にステージが設けられ、模擬店もたくさん並びました。
                                              ステージもあり、地元の小学生が演技を披露しました。
まちにわ ひばりが丘をはじめとするこの地域で協力し合う団体が、実行委員会を作り準備してきました。そして多くの住民が設営や撤収に協力しました。

8時30分には南集会所や自治会前の広場に人だかりができました。「30分しかできないけど」「終わったら仕事に行きます」そんな声も聞こえる中、バケツリレーで資材を運びだし、会場設営に取りかかりました。たいへんなことでも、多くの人が協力するとこんなにも速くできるのかと感心すると同時に、「ご協力をお願いします」という呼びかけに、こんなにもたくさんの方が応えて下さったことに驚きました。


まちにわ ひばりが丘の運営したブースは「チョコマシュマロ販売」と「たまなげ」の2つ。
「マシュマロ部」からは大熊美和さんが、「たまなげ部」からは山本将来さんが代表して報告を書いてくれました。
では、お二人にバトンタッチします。

「イベントは準備からが楽しいよ! 」

企画メンバーは、各管理組合の現コミュニティー担当理事。赤ちゃん連れ、子ども連れもいる企画会議で、見た目が映えるチョコマシュマロを販売することに決定。棒の部分をプリッツにしたら、食べられるし、子どもにも安全。しかもゴミがでなくてecoじゃん!!というグッドアイディアで井戸端会議的に盛り上がり、満場一致。
それぞれが自宅で試作した感想をLineで共有し、あまりにも甘すぎて「暴力的に甘い」とつぶやいたり、「コーティングチョコはいちごもいいね!」など会話を楽しみながら、販売個数(300本)や価格(100円)、ロスを減らすための仕入量や原価の計算、また当日の作業時間や段取りについて、それぞれがアイディアを出し合い着々と準備が進みました。

当日は、呼びかけに快く参加表明してくれた方やその子どもたちも加わり、楽しみながら調理ができました。初めての作業でプリッツがポキポキと折れ、スーパーに追加で買い出しに走る、などのトラブルも楽しみながら、皆の連携のおかげで予定時間内に完成!甘いチョコレートの香りが漂う中、子どもたちも(大人も)最後までつまみ食いを我慢して本当に頑張ってくれました。作業終了後は、ずらっと並んだチョコマシュマロに達成感を感じながら、少し余ったチョコを折れたプリッツやポテトチップスにかけて、お疲れ様会もできました。

販売ブースでは子どもたちに大人気で売れ行きも好調、想定を上回り開始から2時間で完売することができました。売り切れを告げ、残念そうに帰った子どもたちを見ると、もっと作っておけば良かった…と反省点もありますが、次回イベントに生かしていけたらと思います。
終盤のメンバーそれぞれの笑顔。一人ひとりが主となって楽しむことができ、イベントは大成功でした。試行錯誤もしましたが、また一つ充実感を味わう経験ができました。

桜まつりのメンバーには一人ひとりの魅力が感じられました。
企画力がある方、デザイン力がある方、発信力がある方、協調性がある方、総活力がある方、コミュニケーションが得意な方、快く協力し思いっきり楽しんでくれる方…。メンバーそれぞれの魅力が重なって力となり成し遂げられたと思います。

今までのイベント等を通して出会った仲間、そして今回の桜まつりでまた新たに知り合った方々と力を合わせることで、喜びを分かち合うことができ、これからも繋がっていける、この繰り返しでこのまちでの生活が豊かになります。
イベントは準備から参加することでより楽しいものになります。次のイベントにも是非参加して、このまちを楽しみたいと思います。(大熊美和)

では続いて「たまなげ部」の山本さんです。

「大人もワクワク・ドキドキ」

子どもたちがワクワク・ドキドキしながらお祭りを楽しむ姿が見たかったので、景品がもらえる参加型の遊びを出店することにしよう、とみんなで話し合いました。射的ゲーム、球入れゲーム、輪投げゲーム、、、何にすべきか色々と議論を重ねましたが、どんな年代の子どもでも同じような難易度で楽しめる遊びとなるよう、地面に大きく得点シートを広げ、そこに玉を投げて得点を競う「玉投げゲーム」に決めました。

少しだけ「むかしあそび」のエッセンスを加え、「歴史ある団地まつりの雰囲気を残すことができれば」と投げるものはボールではなく、今の子どもたちが手に持って遊ぶ機会の少ないお手玉としました。お手玉はボールのようにコロコロ転がらず、投げたところにズサッと落ちてくれますので、ねらった場所に着地させやすく、お手玉を放り投げる子どもの目がだんだんと真剣になっていく姿を目にしました。

ゲームの景品は、いろいろな種類の駄菓子を1点~3点に分けてたくさん準備し、お手玉投げで獲得した合計点数分、こどもたちに好きな組み合わせで選んでもらうようにしました。高得点を狙い、見事お目当ての豪華な景品を獲得し意気揚々と笑顔で走り去る小学生の男の子。
それとは逆に、小さな点数の景品をいくつもたくさん、両手に持ちきれないほど選んで喜ぶ女の子。
ご両親にたし算を教えてもらいながら、がんばって点数計算をしていた まだまだ小さな子どもたち。思っていた以上に、子どもたちの様々な表情や笑顔に出会えたことが印象的でした。

100円玉を握りしめ、自分が遊ぶ順番を待ち遠しく並ぶ子どもたちの横で、膝を曲げ、子どもたちの目線に顔を近づけながら「がんばれ!」「おしい!もう一回!」と声を掛けるスタッフたち。
出店には、各マンションのコミュニティ担当理事以外にも、多くの住民サポーターの方に協力をいただき、交流を深めることができました。

お祭りに参加してくれ、楽しんでくれた子どもたちに是非伝えたい。
「大人たちも、君たちに負けないくらい ワクワク・ドキドキお祭りを楽しめたよ、ありがとう!!」(山本将来)

老若男女、大勢の人が集まりました。どの顔も、久しぶりに行われた「さくらまつり」の感触を確かめ、喜び合う、そんな笑顔でした。

子どもたちの笑顔と笑い声が、大人たちの喜び、そんな一日でした。