事務局長職退任によせて

事務局長職退任によせて

このたびの新型コロナウィルスに罹患された皆様と、感染拡大により生活に影響を受けられている地域の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。先の見えない状況で不安ばかりが募る中、私事のご報告で大変恐縮ではございますが、2020年3月末をもちまして、まちにわ ひばりが丘事務局長を退任いたしました。在任中にお世話になりました皆様に心よりお礼申し上げます。

（にわジャム　けやき公園とひばりが丘団地）

2015年4月から、ひばりが丘団地エリアでの常駐業務を開始しました。今振り返ると５年という月日は長いようであっという間でした。ひばりテラス118がオープンした日が、まるで昨日のことのように感じられます。

この「まちにわ ひばりが丘」のプロジェクトは、郊外型のエリアマネジメント（まちづくり）で、民間デベロッパーとUR都市機構が連携して行う日本初の再開発事業でした。参考にした取組は日本全国で多岐にわたりますが、一つ一つの活動のすべてがチャレンジであり、試行錯誤の毎日でした。

（ひばりが丘団地　スターハウスとシロツメクサ）

不慣れな面も多々あるなかで、常駐開始当初から温かい目で見守ってくださった、新規分譲街区の住民の皆様、ひばりが丘団地自治会をはじめとする地域団体、事業者の皆様、そして、今日まで献身的に支えてくれた「まちにわ ひばりが丘」現地スタッフの皆さんのご厚意は感謝の念に堪えません。

2020年度は、次の5年間にむけた船出の年。体制も近住者中心の組織に移行します。数少ない住宅地でのエリアマネジメント団体として、さらに成長し、成熟していくためには、ひばりが丘団地エリアの皆さまの力が必要不可欠です。これまで私が皆さまから頂いてきたご厚意以上に、新しい「まちにわ ひばりが丘」に対して、新しい組織メンバーとともに、知恵と力と想いを結集させていただけたら幸甚の至りです。

今後も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

一人の人間として成長させていただいた、この「ひばりが丘団地」のすべてが大好きです。

ひばりが丘の街に和を。
事務局長　高村和明（HITOTOWA INC.)
 

（にわジャム　キャストと出店者のみなさんと）