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一般社団法人 まちにわ ひばりが丘 第6回定時社員総会 開催レポート

2020.06.29

6月28日(日)午前10時より、「一般社団法人 まちにわ ひばりが丘 第6回定時社員総会」が行われました。

会場となった「ひばりが丘パークヒルズ南集会所」に20名を超える出席者が一堂に会する事となりました。

梅雨らしい雨に打たれた木々の緑が映える集会室。開けられる開口部を全て開けての換気、間隔をとっての着席、消毒とマスク、感染拡大防止の対策をとっての実施でした。久しぶりの「リアルの会議」の高揚感と、緊張感がただよう中で、現代表理事である森和行の挨拶で、静かに総会の幕が上がりました。

進行を務めたのは、まちにわ ひばりが丘事務局長若尾と前事務局長高村。

正会員であるマンションや戸建て住宅の管理組合の代表者と事業者、現役員、次期役員候補者、住民を含むその他の出席者の紹介に続き、議事が進められました。

《報告事項》3件

《決議事項》5件

沢山の文書と口頭での説明、質疑応答を経て、議案は全て承認されました。

 

特筆するのは、第三号議案、第四号議案。新役員についての議案です。

ひばりが丘フィールズにお住いの辻与四郎氏、大熊拓也氏、まちにわ ひばりが丘のボランティアチーム「まちにわ師」の岩穴口康次氏が理事として、HITOTOWA.INCの高村和明氏が監事として承認されました。

(写真左より、新監事・高村、新理事・辻、新代表理事・岩穴口、新理事・大熊、新事務局長・若尾)

この地域にお住いの皆さんにとっては、より身近な方が理事に就任され、5年間事務局長として馴染んだ方が監事に就任された事が、大きな変化だと思います。新代表理事の岩穴口さんは「新しい体制となり、本当の意味での第一歩となる。これまで以上に、住民の皆さんとのコミュニケーションを大切にし、まちにわ ひばりが丘の活動に生かして行きたい」と話しました。

また、今年は新型コロナウィルス感染症の拡大を防止する為に、コミュニケーションの新しい取り方を模索しました。この総会に向けて企画した2回の議案説明会は5月23日、31日の両日共、オンラインで行いました。管理組合の理事の皆さんをはじめ、地域住民の皆さんに多数ご参加いただき、まちにわ ひばりが丘の活動についてのご理解を深めていただきました。

総会をもって、前事務局長としての役目を終え、新体制の監事となった高村和明氏は「この日が来ることを想像しないようにがむしゃらに仕事をしてきました。」と切り出され、「今ではこのひばりが丘が故郷のように思える」と5年間の日々を噛みしめるように話しました。その笑顔に心のバリアを緩め、その言葉に後押しされ一歩を踏み出した方も多いことでしょう。

新事務局長の若尾健太郎。すでに4月から事務局長としてコロナ禍の中、活動をリードしてきました。総会の場で交代を報告し、いよいよ船出です。
新たなまちにわ ひばりが丘の舵とりに臨む決意を「住民の意見を取り入れ、協働していけるよう、管理組合、団地管理組合理事会やコミュティ担当理事との連携をより深めていく。これまで以上に地域の皆さんとコミュニケーションをとり、ともに「街に和を」描いていく、そのための体制移行である」と話しました。

 

HITOTOWA.INCの荒 昌史氏が「ひばりが丘団地再生事業」に関わるようになったのが2013年。まちにわ ひばりが丘が設立され、高村和明氏が5年間事務局長として常駐しました。そして住民中心の新体制の事務局長若尾に引き継ぎました。

それぞれの熱い思いで地域づくり、人の繋がり作りに関わる3人の想いは、ここ、ひばりが丘で引き継がれてきました。

まちにわ ひばりが丘のバトンは渡されました。

外では、雨雲を透かして夏の光がさしてきました。

(写真左より、HITOTOWA INC.・前事務局長及び新監事・高村、新事務局長・若尾)